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I read People who can't help attacking others3

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「他人を攻撃せずにはいられない人」を読んでみた

こんにちは
タラです。

今回は
こちらの記事で
お伝えした本の中から

202108amazon-readingkindle10
2021年8月【Amazon プライム Reading】Kindle読み放題・本10冊

こんにちはタラです (._.)今月も”Prime Reading”対象の”Kindle本”を紹介したいと思います(^^)/ 今月はスマホよりタブレットかPCの方が読みやすい本も入ってます。Kindle ...

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他人を攻撃せずにはいられない人 (PHP新書)
を紹介したいと思います。

結論をいうと、
この本で書かれている
他人を攻撃する”とは

もっともらしい
言い分で
”ターゲットを
コントロールしようとしたり”

”自分が優位になるように仕向けたり”
時には
”相手の幸せ自体を
壊そうとする”
行為の事です。

なんだが
恐ろしそうですが、

どんな特徴があって
どのような対処方が
あるのか、
本に書かれている内容を
簡単にまとめてみました

気になる方の
参考になればと思います

”攻撃欲の強い人とは”より

攻撃欲の強い人というのは、
暴力を振るったり、
面と向かって暴言を吐いたりと、
怒りや敵意をむき出しにする人ばかりではない。

中にはこそこそと陰湿に相手を痛めつけることで、
自らの攻撃欲を満たそうとする人たちもいる。

そのほうが、
精神的に与えるダメージが大きいからだ。
そのやり方は実に巧妙に計算されている。

ゆえに、
周りからはその攻撃性が見えにくい。
攻撃されている当事者ですら、
自分がターゲットであることに
気づいていない場合もある。

「他人を攻撃せずにはいられない人」を読んでみた

攻撃する人の特徴

攻撃をする人は
一般的には
いい人だったり
善良で優しそうな
仮面をかぶっていて
見分ける事が
難しかったりします

ただ、
後で思い返してみると、
そんな人に会った後は
いつも重苦しい気分になったり
混乱や疲れを感じたりすることが
多いと言われています。

また、
会った後に決まって
トラブルに巻き込まれる
といった場合、
かなり危険で警戒すべきと
言われてます。

”真の意図がみえにくい”より

「私は、ただあなたに幸せになってほしいだけ」
「あなたが仕事ができるようになるようにと思って助言している」
「あなたのためを思って言っている」
「あなたを助けたいからこそやっている」
といった言葉で、攻撃欲も支配欲も
覆い隠そうとするので、
真の意図を見ぬくのが非常に難しい。
ときには、攻撃欲の強い人が
自分自身の悪意に気づいていないこともある。

攻撃する人が
周りにいれば
下のような反応が
起きやすいそうです

自分自身がターゲットの場合

  1. 急に気力がなくなることがある
  2. しばしば、罪悪感にさいなまれたり、不信感が募ったりする
  3. 突然、もうダメだと自信をなくすことがある
  4. ときどき、エネルギーがなくなったように感じる
  5. 反論や反撃をしても、ムダだと思う
  6. あの人は、何かにつけて私をけなすので、落ち込む
  7. あの人の感情を動かしたり、考えを変えさせたりすることはできないと思う
  8. あの人のやっていることは、言っていることと随分違うように感じる
  9. あの人の言うことには、曖昧さがあり、どう受け止めたらいいのか困惑する
  10. あの人がいると、心身の不調を感じることが多い

3つ以上あてはまれば、
「もしかしたら」と
疑ってみる必要があり、
5つ以上あてはまれば、
ターゲットにされている
可能性がかなり高いそうです。

「あの人」とは、
できる限り距離を置くように
するべきだろうと言われています。

”一緒にいると気づく”独特のパターン”より

最初はわからないかもしれないが、
言動を注意深く観察していれば、
次第にわかるようになってくる。

一言で言えば、
こういう人と接した後は、
ぐったりとして衰弱する感じがする。

態度や会話なのか、全体の雰囲気なのか、
ともかく、あなたの世界を混乱させて、
あなたのエネルギーを
空っぽにするようなところがある。


近くにいて、誰かを攻撃している場合

  1. 重苦しい雰囲気・・・・人間関係が緊張して、張り詰めた空気が漂う
  2. もめ事や不和・・・・自分が優位に立つために、周囲を仲たがいさせて、お互いに離反させようとする
  3. 病気の増加 ・・・・病気で休む人や事故にあう人が多い。異動願いや、突然退職する人が出てくる
  4. 沈滞ムード・・・出来る人ほど、うんざりして出て行ってしまう
  5. 疲弊・・・・自分が常に正しくて、間違っているのは他人。考え方を変えさせるのは至難の業

攻撃をする人の向かう先は
自分が優位に立ち、
支配することが目的のため、
顔色を伺う、イエスマンばかりが
残りやすくなるそうです。

”全てを支配しようとする”より

周囲に無能なイエスマンばかりを集めて、
要塞を築けば、その陰に隠れて操作できるので、
全てを支配したいという欲望を満たすことができる。
 
もちろん、こんなことを続けていれば、
企業にせよ、病院にせよ、つぶれてしまうだろう。
だが、そんなことは、どうでもいい。

こういう人にとって何よりも大事なのは、
自分が全てを支配できるかどうかだ からである。
万一つぶれたとしても、
他のバカどものせいにすればいいのだから、
あとは野となれ山となれである。

どんな方法で攻撃するのか?

では、
次にどんな方法で
攻撃をするのか?
本に書かれている方法を
いくつか紹介したいと
思います。

罪悪感を持たせる

家庭でも、職場でも、友人関係でも、
何かうまくいかないことがあると、
ターゲットに、その責任は自分にあり、
悪いのは自分だというふうに思い込ませる

”被害者面が得意”より

ターゲットにされやすいのが、
誰かが困っているとすぐに同情して、
助けてあげたい、 慰めてあげたい、
守ってあげたいなどと思うような人なのは、
決して偶然ではない。

こんなふうに優しい人は、
少しでも責められると、悪いのは自分なのかと
罪悪感を抱きやすいので、
攻撃対象としては打ってつけなのである。

世間一般の善を持ち出す

攻撃欲の強い人は、社会で一般的に
受け入れられている「正しい」ことを
よく引き合いに出す。

”疑おうとしない被害者”より

「上司には逆らえない」「やはり妻は夫に従うべき」
「子供は親の言うことを聞くべき」
「他人に不快感を与えるようなことをしてはいけない」
というふうな考え方にとらわれていると、
反論などとてもできない。
こういう考え方は、
社会では「善」として受け入れられているので、
それが適切かどうか疑ってみることさえしないわけである。

孤立させる

ターゲットへの影響力を保つために、
ターゲットの家族、友人、同僚、
さらには仕事や趣味にまでけちをつける。

ターゲットが好意的な判断を
下しているものでも、
批判し たり、けなしたりして、
締め出そうとする。

周囲との関係に
亀裂を入れようとする。

”羨望に突き動かされて”より

攻撃欲の強い人は、
自分がその場を支配できないとか、
影響力を行使できないという
状況に直面すると、
強い不安にさいなまれるからである。

そこで、
そういう事態を極力避けるために、
自分の思い通りに操作できるよう
策を弄することになる。

相手をけなして無価値化する

自分が優位に立つために
だれよりも
うまくやれることを誇示したり、
他の人の無知とか経験不足とかを、
ことさらに強調する。

”他人を無価値化して、自分の価値を保つ”より

からかいやあざけり、
毒を含んだユーモアや
皮肉によって笑いものにしたり、
陰で誹謗、中傷したりする。
もっと露骨になると、
面と向かって軽蔑や侮辱の言葉を吐いたり、
何でもけなしたりする。

あるいは、話を聞かないとか、
関心のないふうを装うといったやり方で
相手の存在を一切 無視することによって、
存在価値を決して認めようとしない場合もある。

愛のため

愛があるからこそ、
厳しくするんだという言葉で
虐待や体罰を正当化する。

相手を破壊するようなことを
しておきながら、
「仕事上必要なことだ」
「あくまでも愛情からやっている」
などと思い込んでいる。

”傲慢さと傷つきやすさがそうさせる”より

ターゲットを、
自分自身の延長もしくは道具、
人間以下とみなしがちである。
実際、家庭では子供、
職場では下っ端の領域を侵害することが多い。
このような、自分より「下位」の人間は、
尊重してもらえなかったとか、
侵害されたというふうには感じないはずだと
思い込んでいるのかもしれない。

しかも、自分のやっていることが
迷惑をかけるのではないか
という想像すらできない。

「相手のため」と正当化する達人だからである 。

対処する方法

では、このような人に
ターゲットにされたとしたら、
どうすればいいのでしょう。

本書では
以下のような方法を
挙げられてます

何を恐れているのか観察する

攻撃欲が強い人は
権力や力を誇示し
ターゲットに恐怖心を抱かせることが
上手なため、
ターゲットにされた人は
相手を必要以上に
大きくみてしまいがちです。

以下の3つの点から一度
とらえ直してみると、
恐怖心や無力感が和らぐはずと
言われてます。

  • なぜ、こんなふうにふるまうのか?
  • 一体何を恐れているのか?
  • 何に対して劣等感を抱いているのか?  

最初の「なぜ、こんなふうにふるまうのか?」
については、
本書の中の
「どうしてこんなことをするのか」の第4章で
詳しく書かれています。

■他人を無価値化して、自分の価値を保つ・・・自分が優位になるように、相手を無価値化する
■自分とは異なる価値観を受け入れられない・・・他人の価値観を否定する
■自己愛の塊ゆえの行動・・・自分は常に正しく、何でも許される
■傲慢さと傷つきやすさがそうさせる・・・ 自分は重要人物なので、他人をどう扱ってもよい
■羨望に突き動かされて・・・他人の幸福が我慢できないため、破壊する
■支配こそが究極の目標 ・・・自分の思い通りに他人を服従させる

”傲慢さと傷つきやすさがそうさせる”より

もっとも、攻撃欲の強い人は、
ターゲットの領域を尊重しないくせに、
逆に自分の領域が
侵害されるのには耐えられない。

もし、自分の領域に
少しでも入り込まれるようなことがあれば、
激怒して、相手を激しく非難するだろう。
同じことを自分ではやっていても、決して許さず、
非常に攻撃的になるはずである。

これは、自分は重要人物で、
そのへんの奴とは違うと
思い込んでいる傲慢さのせいだが、
同時に、
自己愛が傷つきやすいことにもよる。

この自己愛の傷つきやすさを、
自分ほど偉い者はいないという
傲岸不遜な態度で
覆い隠そうとしていることが多く、
できるだけそこから目を
そむけようとしているようだが、
ふと顔をのぞかせることがある。

自分の考えを変える

一層紛糾することを望んでいたり、
強い自己愛からの傲慢さで、
相手を見下して
痛みや苦しみを理解しない人に対して

「相手の態度がいつか変わるのでは」
「いつかちゃんとした話し合いが
 出来るようになるのでは」

などといった淡い期待を
抱いているのなら考え方を変えて、
早めに捨てた方がいいと
言われています。

”自分の考え方を変えるしかない”より

あなたが、
攻撃欲の強い人によって壊されたくなければ、
相手が変わってくれるかもしれないなどと
決して期待してはならない。

向こうが変わらない以上、
できるのはただ一つ、
あなたの考え方を変えることである。

特に、前の章で述べたように、
「他者の欲望」を満たそうとする人ほど、
攻撃欲の強い人の
ターゲットにされて振り回されやすいので、
思い当たるふしのある方は、
できるだけ意に沿うようにしようなどという
殊勝な心がけを捨てるべきである。

向こうの望みが破壊である以上、
それを満たそうとすれば、
あなたのほうが
ボロボロになってしまうことに
なりかねないのだから。

出来るだけ避ける

あなたを破壊しようとする人から
避けようとすることは
逃げる事でも、
卑怯でもないと言われてます。

「逃げるなんて卑怯だ」など
一般論にすり替えて、
罪悪感を持たせようと仕向けてきても、
自分を守るための防御だと
言い聞かせるべきだと言われています。

出来るだけ話さない

会わないようにしたくても
同じ職場だったり、近所だったりで
どうしても、
顔を合わせなければいけないのならば、

できるだけ話さないように
するしかないと言われてます。
深入りをして
相手に振り回されないようにするために

自分には自分の生活があると
いうことを
分からせる必要があります

あやふやなままにせず明確にする

明らかに協力する必要が
ないものでも、

攻撃欲の強い人は
要求を相手にはっきりと伝えず
「協調性がない」
「お互いに助け合わなければならない」
などの一般論を持ち出し、
ターゲットが自ら行うように
仕向けます。

そういった場合は
薄々察しがついても
分からないふりをする方が
いいそうです。

このような
手口に乗せられないためには
「どういう理由で、あなたの仕事を
 私が代わりにやらなければならないのですか?」
「なぜ、あなたが
 この仕事をしないのですか?」など
質問をして、
押し付けようとする理由を
いちいち、明確にする姿勢を示すことが
大事だと言われています。

対照的に
気まずい思いをしたくない、
波風をたてるのが嫌だからと
空気を読む人は
ターゲットになりやすいと
いうことですね。

やり返すことが必要な場合もある

相手の平和主義や
無抵抗の上にあぐらをかいて
こちらが何らかの形でやり返さない限り
破壊を延々と続けるような
攻撃欲の強い人もいます。

そんな人に対して
やられたらやり返したいという欲望を
抱くのは無理はないが、
あまり得策ではないと言われてます

関係がさらに悪化して、
こっぴどい仕返しを受ける
可能性だってあるからだそうです

そんな時には
ユーモアのセンスを発揮して
黙らせると言われています。

”やり返すことが必要な場合もある”より

あまりにも攻撃的な手法だと、
仕返しされるかもしれないし、
周囲の反発を買うかもしれない。

かといって、
穏健な手法では、
攻撃欲の強い人の破壊衝動に
歯止めをかけることなど
できないだろう。

最後に

いかがでしょう、

もし思い当たる人がいても
用心深くなりすぎて
誰でも彼でもは疑わないように
したいですね。
中には本当に、
心配してくれている方も
いるので。

また、
自分自身が
いつの間にか
攻撃欲の強い人”に
なっている
可能性もあるので、
気をつけたいですね(._.)

”自分が痛い目に遭うまで見ぬけない”より

もっとも、
「だまされないようにしよう」と
警戒するあまり、
用心深くなりすぎて、
誰でも彼でも疑ってかかるのは困りものだ。

普通の人でも、
ときには攻撃欲のある人と
似たような行動をとることがある。
だからこれから挙げる
特徴があるからといって、
必ずしも危険人物とは限らないので
注意していただきたい。

最終的には、
その人自身の見きわめる能力に
かかっているということだ。

本書の中には
他にも
ターゲットになりやすい人の特徴として
弱くて大人しいひと
■弱みに付け込まれる人
■他者の欲望を満たそうとする人
■自信がない人
■万能感を持った人
■見せかけの幸福に弱い人

などが挙げられています。

ただし、
現実と心のギャップの理由を
外側に求める人から
ターゲットにされた場合は
”ターゲットになりやすい特徴”も
あまり関係ないかもしれません。

”幸せを破壊したい人たち”より

厄介なのは、
自分の利益がからんでいるわけでもないのに、
あなたを打ちのめし、
あなたがやっていることを台なしにし、
ときには、あなたの人格そのものまで
破壊しようとするような タイプである。

今日現在、
”Prime Reading”の対象なので
プライムの会員の方は
この機会にいかがでしょうか?

以上
「他人を攻撃せずにはいられない人」を読んでみた
でした。

最後まで
ご覧頂いてありがとう
ございました。
では ('◇')ゞ

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