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【あなたの話はなぜ「通じない」のか】まとめ

2020-06-30

【あなたの話はなぜ「通じない」のか】

こんにちは タラです。

今回はこちらの本を紹介したいと思います。

著者:山田ズーニー
1984年ベネッセコーポレーション入社。小論文通信教育の企画・編集・プロデュースに携わる
現在は糸井重里氏のサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』で「大人の小論文教室。」を連載し人気を博している
「表現力養成トレーニング」の講師を担当
twitter: https://twitter.com/zoonieyamada

人に何かを伝える時に
何かこつがあると言えば、おそらく、
この本が一つの答えになると思います。

ブログ メール コミュニケーション 営業

何にせよ、相手に伝わらなければ
始まりません。

この本では、相手との対話をする際に必要な要素

・メディア力
・相手の立場で考える
・自分の言いたいことをはっきりさせる
・意見の理由を説明する
・自分の気持ちに嘘をつかない


の5つの基礎をもとに、思考法や表現技術について
学びましょうと、書かれてます。

また、プロローグで著者はこのように書かれてます。

「ディベートのように強い自己主張で相手を言い負かす論法とは決定的に違う」
「話が通じるとは、勝ち負けでなく、あなたと相手の間に橋を架けるようなもの」


上司や部下
営業、取引先との対応
友人関係、など

伝えたいのに
分かってもらえなくて
困る時はありませんか?

何故、相手は怒ってるのか
分からない時はないですか?

一度、こちらの本を
読んでみてはいかがでしょう。

正直、自分はこの本で書かれてる事を、
実践出来てなく、恥ずかしく思いますが、

素晴らしい本で有る事は、
間違いないです。

自分のためにも、
この本を理解するため、
ポイントを3つ、挙げました。

少しでも、興味を持って頂れば
と思います。

メディア力

まず初めに
メディア力」と何度も出てきます。

自分は初めて見たときに
新聞やTVとかを
連想しましたが、

本の中では
「日ごろの立ち振る舞いや言動 表情 実績
「メディア力」は、
多様な軸で、複雑に編み上げられた、
その時の、その人が放っている世界だ」

と書かれてます。

会話などだけではなく、
その人が持つ、雰囲気や、匂いファッション
すべてがその人を表すもの
すべてが「メディア力」との事です。

何を言うかより、だれが言うか
確かに、思い当たります。


いつも、不満や悪口しか言わない人が
たまに、いい事を言っても、
悪口にしか聞こえなかったり、

初めて会う人の前で、
たまたま、機嫌が悪かったばかりに、

相手にとってのあなたの情報は
感じの悪い人になります。

全部「メディア力」ですね。

今の時代、
人はメディア力で判断されがちです。

本の中でも
効率化が進み、人モノ情報があふれ、競争が激しいところでは、
人もパッと見て、選び選ばれなければならない。


私たちは、中身をよく知って判断されるのではない。
先に「メディア力」ありきだ

とあります。

実際、
たくさんの人やモノ中で
選択をする時には
どうしても、何かの尺度
求めてます。

会社の人事とか、初めて聞く会社など。

電気製品などもランキングや
人の評判を気にしています。

逆に
自分にメディア力をあれば、
人から理解されやすく
あの人が言う事なら」と信用されて、
色々と説明の手間がはぶけて
助かりますね。

そこで、
等身大の自分を知ってもらうためにも、
日ごろからコミュニケーションが大事

と言われてます。

二次会にはいかない人
お酒を飲まない人。
サッカーを好きな人
相手に自分を知ってもらえれば

宴席でお酒が
飲めないと断る手間や、

サッカーの試合で
残業をせずに
帰らないといけないなど、

何度も、説明をして
相手に伝えにくい事も

メディア力があれば
分かってもらえたりします。

自分を相手に伝える為に
メディア力は大切ですね。

自分をアピールする事が
苦手な人も、

・理解という自己発信
・相手の発信にリアクションをする
・頼まれたこと、聞かれたことに誠実に対応する


と言った事も、等身大の自分を伝える
大事なコミュニケーションになるそうです。


メディア力・信用が
ないと
悪い方向に自分の言動を
受け取られた時、

さらに悪い方向へ、
憶測で判断されてしまう
場合もあります。

そんな時は、
信頼の危機の突破口は、相手から見た自分のメディア力を知って、
 それにふさわしい言動を心がけることだ

と書かれてます。

自分で、自分を
プロデュースしていく
イメージでしょうか?

相手を理解し、問い・決め を見つける

理解

相手に何かを伝えようとする時に、
初めに相手を理解していないと、
伝える事は出来ません。

相手は何を言おうとしているのか?
相手は何を欲しているのか?
相手の問いは何なのだろうと?

自分の言いたい事だけを伝えようとしても、
相手にあまり関係のない内容だと、
まともに聞いて、もらえません。

マリー・アントワネットが
言ったと伝えらる
パンがなければ
ケーキを食べればいい

というセリフ

真偽はともかく、
相手の求めてるものを
理解できていない

有名な例えですね。

また、他の例えとして
残業をしてる人に対して、
声をかける際に

手伝うよ

頑張ってるね!」

と、相手の事を
理解しているか、してないかで

声掛けひとつも
変わります。

残業、頑張ってね!

今日は用事があると
伝えてたのに・・・。

実際は、怒っているかもしれません。



本の中では
「どんな自己発信をするにせよ、受け手のことを知らなければ的外れになる。」

「相手からのどの言葉も、正確な私への理解を根に繰り出されていたとしたらどうだろう?」
 その言葉は、余分な違和感なしにまっすぐ私を打つ」


「一発で通じあう力、会話を成立させるために最も必要な力とは、「理解力」だ」

とあります。
説得力がすごくないですか?

問い

相手に何を伝えたいのか考える

その為に、
相手と自分の間に共有できる
「問い・?」を立てると言われてます。

相手の困っている事や必要としてる中で
自分伝えられる事は何だろうと考える事
行動や商品だったりアイデアだったりします。


問いを見つけるヒントとして
本の中では

・時間軸・社会や世界の状況からどうか?
・空間軸・問題の歴史的経緯、そして将来はどうか?
・人の軸・自分の動機は?

の3つを使って視野を広げると書かれてます。

角度を変えて、普遍性を持たせることで、

柔軟に、通じ合う論点を見つけることや
両者が納得できる理由を引いてくることも
可能になる


相手の本当に必要なもの「?」
見つける必要がありますね。

まずは、相手を理解しないと
「問い」は出てきません。

本の中では「問い」について、この様に書かれてます。
「いい「問い」問いが立たないというのは、思考停止に近い状態だ」
「「相手の求める問い」とはずれたところで、どんなに言葉を重ねても話は通じない」

決め・論点

相手を理解し、問いを見つけたなら、
次は、「決め」です。

問いに対して何を伝えたいのか
結論や商品、サービス等でしょうか?

そしてそれを決めた
理由・なぜ?」
相手に説明をする。

理由を説明する時にも
相手を振り向かせる理由が必要です。

相手と話がかみ合わない時は
論点・問いの共有が出来ていない、
相手を理解する所から、もう一度考えてみる
ともあります。

決め」を先に決めて
「問い」が後からになる場合も
あると思います。


何を言いたいか伝える為の
共通の論点を後から考える
事も出来るからです。

例えば、

「決め」
明日の休みは山に行きたい。

「相手の主張」
私は、海に行きたい。

ねこさんが求めてるもの・問い
・暑いし、泳ぎたい
・友達とわいわい、BBQがやりたい

と理解できたとします。

理由の根拠なぜ
でも、人が多くて、
BBQの
スペースないかも。

決めの理由
近くに
川で遊べて、
BBQも出来る
キャンプ場が出来たんだ!

相手に興味を持ってもらえる
理由を伝える事で、

話を聞いてもらえるきっかけに
なりますね。

自分は何を伝えたいのか?
自分は何を言いたいのか?
はっきりと「決め」る

そして、
そう思うの「理由」
も合わせ、
順序だてて、相手に伝える。


本書の中では
「決め」がないものは、単なる「相談」だ
自分で考えて、決め、結果を引き受ける覚悟がなければならない
通じ合う、スタートラインにも立てない

と書かれてます。

例えが悪くてすいません。 

3・共感し伝える

最後に、相手に「伝える」です。
伝え方も、まず、共感から入る事
大事との事。

本の中では
正論だからいいわけでも
教えるとも違う


なぜなら、
教えようとする人に、共感はもてない。
相手の目線の方が上だから


正論を言うとき、
自分の目線は、必ず相手より高くなっているからだ  
教えようとする人間を、好きにはなれない。
相手の目線が自分より高いからだ

とあります。


先ほどの例を、また使いますが・・

「決め」
明日の休みは山に行きたい。

「相手の主張」
私は、海に行きたい。

ねこさんが求めてるもの・問い
・暑いし、泳ぎたい
・友達とわいわい、BBQがやりたい

と理解できたとします。

「共感」
確かに、海もいいね。

理由の根拠なぜ
でも、人が多くて、
BBQの
スペースないかも。

「決めの理由」
近くに
川で遊べて、
BBQも出来る
キャンプ場が出来たんだ!

自分の言いたいことの前に
まず、共感していますね。

いったん、決めの理由
「なぜ」を挟んで、

それから、
決めの理由である
「論点・根拠」
相手に伝えてます。


きめ」を決め、
お互いに「なぜ」を考える、
そのあとで「自分のなぜなら」を投げかけてみる
また、「相手のなぜ」を聞いてみる。

状況にもよると思いますが、

いち早く、
相手と自分にとって意味のある、
問い・論点・問題点を見つけ
共有
出来れば、
話しが前に進みますね。

終わりに

いかがでしたでしょうか?

この本には、
他にも、

「仕事をあきらめようとしていた頃、
自分の著書が取り上げられているのを
見つけて、涙した」
エピソードや

「「伝わらない」と傷つくとき、あなたに必要なのは、
妥協なんかでは決してない」
「本書を踏み台に、その技術を鍛えていこう」

など、他にも紹介したい文章がたくさんあります。

本当に一部しか紹介できていません。

読んで頂くと、
真剣に、真っすぐに文章に向き合ってきた
著者だから言える、想いを感じられます。

本は自分の成長具合で、
受け取る意味が変わります。

一度、読んだ方も、
もう一度、読んでみると
新しい「気づき」に出会えるかもしれません。

以上、
あなたの話はなぜ「通じない」のか」でした。

最後まで読んで頂いてありがとうございました(^^)/

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