こんにちは
タラです。
今回は
ペイント3Dで作成したモデルを
Blenderのスカルプト機能を
使って遊んでみたので
お伝えしたいと思います。
自分自身はまだ
モデリングの
勉強中なのですが、
スカルプトで作業をする前に
ある程度の形が出来ていると
作業にはいりやすいです。
モデリングや
スカルプトを始めた方や
興味のある方の
参考になればと
思います (^^)/
ちなみに利用している
BlenderはVer2.92
PCはWin10
になります。
ペイント3Dで作ったモデルをBlenderでスカルプトしてみた
目次
Paint3Dでモデルを作成
最初にPaint3Dを
使って犬を作りました。
こちらですね。
犬だと寂しいので
Doggy(ドギー)と名付けます。
Blenderでスカルプト予定#paint3D pic.twitter.com/Lq0ogCOLHd
— タラ (@TaraMomon) May 7, 2021
ペイント3Dは
お絵描き感覚で
3Dモデルが制作出来るので
初心者にもやさしくて
おすすめです。
ペイント3Dは
こちらの記事を参考にして頂ければ。
-
簡単3Dモデリング【Microsoft ペイント3D】で遊んでみた
こんにちはタラです 今回は”Microsoft ペイント3D”を紹介したいと思います。”ペイント3D”は普通のペイントソフトのように2Dでの描画はもちろん簡単な3Dでのモデリングも可能で、難しい操作も ...
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作成したら
”メニュー”>>”名前を付けて保存”>>”3Dモデル”と進み
ファイルの種類を”3D-GLB”方式”で保存します。
Blenderにインポート
次に作ったモデルを
Blenderにインストールします。
ちなみに
Blenderは無料で利用できる
3DCGソフトです。

世界中で利用されていて、
日本語も対応!
”Blender”で検索すると
色んな方が紹介されてるので、
勉強もやりやすい!

Blenderを起動させ
画面上のトップバーから
ファイル>>インポート>>gltf2.0(.glb/.gltf)
とすすみ
Paint3Dで作成したファイルを
インポートします。
最初はこんな感じで
点やら線やら
一杯ついてます。

オブジェクトを一つ一つ、
SIFTキーを押しながら選びます。
オブジェクト以外のものを
選ばない様に気をつけます。
選び終えたら
右クリック>>”統合”と選びます。
間違えても、
”Ctrl+z”で前の選択に
戻れます。

結合したオブジェクトを
選んで右クリック>>”ペアレント”>>
”トランスフォームを維持してクリア”を
選びます。

点や線から切り離されます。

画面右のアウトライナーから
オブジェクトをまとめた
”mesh”以外を削除します
Shiftキーを押しながら
まとめて削除します。
一度では消えないので
何度か行います。

”mesh”だけが残りました。

スカルプトの前に
モデルをスカルプトする前に
やっておく事が
いくつかありましたので
まとめてみました。
原点を移動
オブジェクトを選択して
右クリック>>”原点を設定”>>”原点をジオメトリへ移動”
オブジェクトの中心点が移動します。

法線の向きをそろえる
編集モードに入って、
”ビューポートオーバーレイ”
>>”ノーマル”の
外側のチェックを入れ、
光の反射をチェックします
画面では
数値を”0.01”にしてます。

Aキーで全選択、
”ALT+Nキー”>>”面の向きを外側に揃える”で
修正します。

この時に
画面右側の矢印で
”平行投影”へ変更
ドギーをX軸とZ軸、Y軸の中心に
移動させてます
スケールを正規化
再びオブジェクトモード>>”Nキー”
アイテムタブのスケールを”1”にします。
オブジェクトを選んで
”Ctrl+Aキー”>>”スケール”を選択します
これでスケールが”1”に変わります。

ボクセルリメッシュ
このままの状態では
頂点数が少ないため、
スカルプトがスムーズに
出来ません。
ポリゴン数を増やす
リメッシュを行いました。
オブジェクトを選んだまま
上のトップバーから
”Sculpting”を選びます

右上の”リメッシュ”を選び
数値を調整します。
画面では”0.001”と
入力してます

下の画像がリメッシュ後です。
ワイヤーフレームモードで見ると
ポリゴンが細かくなっているのが
確認出来ます。
ちなみに
頂点数は54,783⇒124,212に
増えてます

リメッシュした段階で
頂点カラーも崩れます。
テクスチャ(色)は
再度調整が必要です。

スカルプト
画面左側にあるブラシを選んで
オブジェクトを
粘土のように変形させることが
出来ます。
今回はこちらの
ドギーの
顔部分に
スカルプトを利用して
丸みを持たせました。

動画の方が
分かりやすいですね ('ω')
左の上から10番目の
”スムーズブラシ”しか
使っていませんが、
こんな感じになります。
ブラシのサイズは
”Fキー”を押して
調整出来ます。
強度は
”Shift+Fキー”でOKです

ちなみに
今回は使っていませんが
リメッシュの左横の
”Dyntopo(ダイナミックトポロジー)”を
チェックするとブラシをかけた後の
頂点数を自動で調整してくれるので、
よりきれいに仕上がります。
ブラシの説明など
こちらの記事が
参考になるかと思います。
”Blender 2.8 の使い方 (05) スカルプトモード”
自分も勉強させて頂きました (._.)
まとめ
いかがでしょうか?
まとめると
ポイント
- ペイント3Dでモデルを作成
- Blenderにインポート
- オブジェクトを選んで統合
- ペアレント⇒ドランスフォームを維持してクリア
- オブジェクトの原点を中心に移動
- 法線の向きをそろえる(ALT+N)
- スケールを正規化(Ctrl+A)
- ボクセルリメッシュ
- スカルプト
といったフローですね。
興味のある方は
応用して
色々と遊べると思います(^^)/
次回は
このドギーに色を塗って
3Dプリントの依頼まで
行いたいと思います。
最後までご覧頂きありがとう
ございました。
以上
「ペイント3Dで作ったモデルを
Blenderでスカルプトしてみた」でした。
では('◇')ゞ
続きはこちらです。
-
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