こんにちは
タラです
今回は
こちら
「【3Dモデリング】DMM.makeへ
3Dプリントを頼んでみる①」
の続きになります。
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【3Dモデリング】DMM.makeへ3Dプリントを頼んでみる①
こんにちはタラです (._.) 今回は自作した簡単な3Dモデルを”DMM.make”の3Dプリントサービスへ依頼する過程を紹介したいと思います。DMM.makeは自宅に3Dプリンターを持っていなくても ...
ペイント3Dで作成した
簡単なモデルを
DMM.makeへ
3Dプリントを
依頼する経過を
お伝えする記事になります。

自作のモデルを
3Dプリント
してみたい!
という方の参考
になれればと思います(._.)
ちなみに
Blenderはver2.91
PCはWIN10 HOME 64ビット
を利用した画面説明になります。
【3Dモデリング】DMM.makeへ3Dプリントを頼んでみた
前回は
ペイント3D⇒Blenderと経由し
こちらのモデルを
DMM.makeへ送りましたが
白黒でした

DMM.makeにある
”3Dデーターのルール”を参照すると
フルカラーの対応形式
カラー情報を持っている3Dデータ、
または3Dデータと関連付けられている
テクスチャデータを1つのファイルに格納し、
ZIP形式に圧縮してください。
3Dデータ:3MF、OBJ、PLY、VRML・WRML(.wrl)形式
寸法単位:ミリ(mm)
カラー/テクスチャ:(.png / .jpg / .bmp / .mtl / .tif)
とあります。
ペイント3Dでつけた色は
Blender内の
”マテリアルプロパティ”で
確認出来るので、
何とか、利用出来ないかと
3Dデーターに関連づけようとしたり
1枚のテクスチャにまとめようとしたり
色々試してみましたが、
出来ませんでした
勉強不足です ((+_+))
結局
新しく塗りなおし、
テクスチャファイル作成
OBJファイルでまとめる
の方が簡単でした。
順番にお伝えしたいと
思います。
モデルのエラーをチェック
ここの工程は
前回にやっておくべき
ところですが
お伝え出来てませんでした(._.)
3Dプリントを依頼した際に
エラーになる部分を事前にチェックします。
デフォルトのアドオンの
「Mesh 3D Print Toolbox」を
使います
頂点数が
少ないとエラーに
なりやすいようです。

ついでに「法線の向き」も
修正しました。

”Alt + N”キーを押し
”面の向きを外側にそろえる”で
修正出来ました。
修正したら、
チェックは外しておきます

法線の向きを変えると
このように
赤色で表示
されなくなります。
3Dプリント用にテクスチャを用意する
現在のマテリアルを削除
”オブジェクトモード”に変更して
いまあるマテリアルの情報を
削除します。

矢印の”マイナスのボタン”から
一つずつ消していきます。

全部消すと
こんな感じです。
UV展開を行う
再び編集モードに変更し
「UVマップ」を作ります。
簡単に出来る
「スマートUV投影」を
使いました
これでシームをつける
手順がはぶけます

”Aキー”で全選択を行い
”Uキー”で
赤色の四角で囲んだ
”スマートUV投影”を
選択します。

アイランドの余白を
”0.1”と入力しOKを押します。
画面上部の”トップバー”から
”UV Editing” を選びます。
左側の画面を拡大して
Aキーで全選択すると
このような画面になります。

テクスチャファイルを作成する
モデルに色を塗る前に
テクスチャファイルを
作成して
モデルと関連付けます。
上のトップバーから
”Texture Paint”を選びます

上の矢印から
”新規”⇒
”ファイルに名前”を付けます
ベースとなる色も
ここから選びます。

"Robota_tex"と名前を付けて
色は白を選んでます

”マテリアルプロパティ”の
矢印のプラスボタン
”マテリアルスロット”を追加
その下の”新規”を押します

”ベースカラー左横の
黄色”を押して
”画像テクスチャ”を選択

その下の絵のような
マークを押して
検索🔎の所へ
先ほど、登録した
画像ファイルの名前を
入力して選択します。
画面では”R”と
入力しただけで
”Robota.tex”と
出てきますので
選択すると

こんな感じで
ベースカラーが
モデルに
反映されました。
モデルに色を塗る
ようやく、色塗りです
画面右側のプロパティエディタの
上から2つめ、
ドライバーとスパナのマークの
”アクティブツールとワークスペースの設定”を
選びます。
”モード”
”マテリアル”を選択すると
先ほど関連づけた
”Robota.tex”が選択されます。

ペンタブや
マウスなどで色を
塗っていきます

こんな感じに
色を塗ってみました。
忘れずに
画像テクスチャを保存します。

ファイルの保存場所は
デフォルトです。

こちらが
大変参考になります。
「【第3回】ワニでもできる!
モデリングforVRChat - テクスチャ」
OBJファイルを出力
”OBJ形式”で
ファイルを出力します

先ほどのテクスチャを
保存した場所と同じフォルダを
選びます。

違うフォルダを選ぶと
mtlファイルのパスを
書き直す必要が
出てくるそうなので
同じフォルダを
選ぶと良いようです。
DMM.makeへファイルを送る
先ほどのダウンロードした
フォルダを開き
OBJファイルと
テクスチャファイルを
ZIPでまとめます

Blendeからダウンロードした
”png”,”obj”,”mtl”の3つを選んで、
右クリック⇒”送る”⇒
”圧縮フォルダー”と進み、
ZIPファイルを作ります。
モデルの作成を依頼する
出来たファイルを
DMMへアップロードします。

数時間後、
チェックOKのメールが
届きました (^^)/
何度も失敗しましたが
ようやくです (*_*)
マイ3Dデーターを確認すると
確かに、色がついてます。

データチェックの完了メールには
カラーで作成した際の見積もりが
記載されています
・石膏フルカラー...1,687円
・フルカラープラスチック...3,531円
・マルチマテリアル...3,078円
試しにサイズを2倍にしてみた所、
値段が4倍以上とかなり高額なため、
小さいですが
・石膏フルカラー
・フルカラープラスチック
の二つで頼んでみる事にします。
参考:選べる素材一覧:https://make.dmm.com/print/material/
まとめ
まとめますと
テクスチャファイルを作るために
ポイント
- 現在のマテリアルを削除
- UV展開を行う
- テクスチャファイルを作成する
- モデルに色を塗る
と行いました。
後はOBJファイルでまとめて
DMMへアップロードといった
フローになります。
以上
「【3Dモデリング】DMM.makeへ
3Dプリントを頼んでみる②」
でした。
最後までご覧頂き、
ありがとうございました。
また結果が分かれば
報告したいと思います
では ('ω')ノ
続きはこちらです。
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【3Dモデリング】DMM.makeへ3Dプリントを頼んでみる③
こんにちは タラです ('ω') 今回は「【3Dモデリング】DMM.makeへ3Dプリントを頼んでみる②」の続きになります。 前回は自作した簡単な3Dモデルを”DMM.make”へ注文をおこなった所ま ...
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